2008/03/18

抗議はがき・手紙の例文

集められた情報に基づき、宛先と抗議文を取り急ぎアップします。心ある方は下記を利用してチベット人への弾圧を止めるよう要請してください。

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宛先

(葉書:国外=70円、日本国内=50円、 中国への封書は90円)

(国家主席)
中国 100016
北京市 国家主席
胡錦濤 主席 收

(チベット自治区人民政府)
中国 850000
拉薩市 康昂東路1
西藏自治区人民政府
向巴平措 主席 收


(チベット自治区司法部)
中国 850000
拉薩市 奪底路
西藏自治区司法廳
廳長 收

<写しの宛先>

[駐日中国大使]
106-0046 
東京都港区元麻布3-4-33
中国大使館 特命全権大使
崔天凱  閣下
info@china-embassy.or.jp

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PETITION

I am writing to Your Excellency to express my deep concern and regret regarding the violence toward protest in Lhasa and other areas inhabited by Tibetans.

I respectfully petition the following:

* The immediate release of detained people for involvement in protests.

* A commitment to stop torturing and abuse on all prisoners arrested for “counter-revolutionary” offences or “endangering national security” in Tibet will cease.
(China does not recognize the expression “political prisoners”)

* Unconditional access for an independent UN investigation into the events in Tibet.

* The improvement in human rights that China promised as a condition for hosting Beijing Olympics.

Respectfully yours,
(Your sign here)


請   願   書

ラサやその他のチベット人居住地域において起こった抗議行動に対し、中国当局が暴力を行使したことに遺憾の念を示すためお手紙差し上げます。
■抗議行動によって拘束された人々を直ちに釈放すること
■国家反逆罪やチベットにおいて国家安全の危機にさらすとされ逮捕された全ての囚人に対する拷問や虐待の中止を約束すること
(中国政府は政治犯という表現を認めていない)
■今回のチベットでの出来事に対し、国連の独自調査を無条件に受け入れること
■北京五輪開催の条件として約束された「人権の改善」を果たすこと
  
           敬白
 署名:            



【背景情報】
チベット民族蜂起から49周年の3月10日、平和的なデモを行う僧侶に対する中国警察の暴力行使により、現在では89年3月の騒乱以来、最大規模の抗議行動となっている。
抗議行動は青海省、甘粛省、四川省の近隣省のチベット人居住区にも拡大し、死者が出ている。

10日、チベットの国旗を振り、ビラを配るなどの抗議行動を11名ほどのチベット人が開始した。この抗議者たちはツクラカン大聖堂(ジョカン寺・大昭寺)の外で激しく殴打され拘束された。

目撃者によれば3月11日に、前日の抗議で捕らわれた僧侶たちの解放を求めて抗議に集まった500人の人々に対し、中国の警察は催涙ガスと電気棒を使用し制圧したと報告がある。

14日、抗議行動が激化し、漢族の経営する店などが焼き討ちになるなどに発展した原因は、中国当局の装甲車が群衆の中に突入し、その際に倒された人々100人以上を拘束しどこかへ連行したことで人々の怒りを増大させたことにある。

ラサでの抗議行動を受け、約400人の僧侶がデプン寺からラサの中心を目指して行進を始めた。ダライ・ラマの非難を紙に書くことを強制したり、政府の政治宣伝に服従させるなど、政府が強制した政策の緩和を僧侶たちは要求し、途中、50人以上の僧侶が逮捕された。拘束された僧侶を支持して、別の僧院で続いて抗議行動が行われ、ラサやそのほかのチベットの地域に動揺の波紋が広がり、チベット人たちがそれに加わった。

16日現在、チベット亡命政府は死者80人、負傷者72人にも上ると発表した。

デモに参加する人々には平和的に抗議活動を行う権利があり、集会の自由と表現の自由を認めない中国は国際人権基準に違反している。
中国当局は、チベットでここ数日間しかれている地域封鎖と長期に渡って人権が監視抑圧されている点を特に踏まえて、先週チベットで発生した事態に対し、国連の独自調査を受け入れるべきである。

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