2010/01/01

TSNJ関連イベントカレンダー

TSNJのイベントカレンダーは、TSNJのHPトップに移動いたしました。
http://www.geocities.jp/t_s_n_j/index.html

2008/06/20

季刊誌『ジッポウ』6号のご紹介


花まつりでチベット文化の紹介などを行っておられる築地本願寺が本拠地の、仏教総合研究所の江田さんより、今回のチベット武力弾圧を鑑み、チベット問題を理解するための特集号を作った旨のご紹介をいただきました。雑誌発行人は、仏教総合研究所です。

TSNJとして特定の宗派宗教を推薦するものではありませんが、日本の仏教関係者がチベット問題にきちんと抗議の姿勢を示すことには、きわめて重要な意味があります。個人・チベットサポート団体の方々の活動をご紹介するのと同じ意味で、ご紹介させていただきます。

Amazonでのリンク(短縮しています); http://1cc.jp/crlrhe

●『ジッポウ 6号(2008夏号)』

季刊誌『ジッポウ』6号(2008夏号)のテーマは、“平和なれチベット”。
いま話題にのぼっている「チベット仏教」や「チベット問題」を大々的に特集します。

●チベットに関する記事 

「なぜ今、チベット仏教か」 中沢新一

「誤った道を行こうとする友をいさめるのが真の友!」 宮崎哲弥

「成田会見全文掲載」 ダライ・ラマ14世

「米国社会とチベット問題」 ロバート・サーマン(コロンビア大学宗教学部教授)

「チベットで何が起きていたか」 平野聡(東京大学大学院准教授)

「チベット巡礼者射殺ビデオを見て」 森達也

「ダライ・ラマ、良寛、柳宗悦」 鶴見俊輔

「ザ・ファイブ・チベタンズ」 パトリスジュリアン

「海外仏教スタイル」~チベット編~  ・チベット仏教の現在

       ・ダライ・ラマ13世と二人の日本人

この1冊を読めば、チベット仏教・チベット問題がよくわかる形に仕上がっています。

●チベット仏教以外の仏教に関する記事

「<顔>と<人格>」 内田樹×釈徹宗×名越康文の鼎談

「南無阿弥陀仏」 武田双雲の書下し第3弾

「妙好人伝説」 川西蘭×しりあがり寿の連載

「摂取して捨てず」 梯実圓の連載

仏教の話題以外も、高史明、南こうせつ、CWニコルの連載など、大変バラエティに富んだ内容になっています。

タイトル:ジッポウ6(2008夏)号

配本予定日:2008年6月26日(配本日より全国の書店に順次並びます)

販売元:ダイヤモンド社

企画・編集:ダイヤモンド社×仏教総合研究所

価格:998円(税込)

2008/06/16

全国の図書館にチベット関連の本を並べよう!

(KIZUさん、西村さん、上田紀行さん、Kさんそのほか皆様ご提案ありがとうございます。)

チベット関係の良書・DVDを地元の公立図書館(学生さんの場合は学校の図書館にも)で購入リクエストをし、チベットを知るための本を広めましょう。

図書館にはリクエスト制度があります。図書館に無い書籍をリクエストして購入してもらうという制度です。自治体によって購入基準が異なりますが、最近は新刊優先、刊行から○年以内というところが多いようです。

全国でリクエストしていくことで、いろいろな方がチベット関係の情報に触れる機会が増し、図書館関係者の意識が高まる事が期待できます。却下された場合でも、関係者に、そういう書籍があり関心を持っている読者がいるということは伝わり、今後の図書館の書籍のセレクションに反映されていき、一般の人がチベット関連の本を見かける機会が高まる事も期待できます。

以下が、TSNJサポーターから寄せられた推薦図書です。これらの本を、地元の図書館でリクエストしてみてください。また、他にお勧めの本があればコメント欄やTSNJサポートMLでぜひ教えてください。
推薦いただく際のテンプレートは、以下のとおりです。()でくくった部分を埋めて下さい。

■『(書名)』(著者名)著 / (出版社名)

なお、2008年6月現在、Web紀伊國屋書店でチベットブックフェアをやっていますので、ご参考に。
http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d05/tibet/

また、以下の本を「復刊ドットコム」でリクエストを集めて復刊させよう、とTSNJサポートML上で呼びかけがあります。
『雪の下の炎』パルデン・ギャツオ 訳:檜垣嗣子 / 新潮社単行本
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=41791

****************
【TSNJサポーターから寄せられた、おすすめチベット本】
■『ダライ・ラマとパンチェン・ラマ 』イザベル・ヒルトン著 / ランダムハウス講談社

■ 『活仏たちのチベット―ダライ・ラマとカルマパ』田中公明著 / 春秋社

■ 『チベット女戦士アデ』アデ・タポンツァン、ジョイ・ブレイクスリー著 / 総合法令出版社
                                      
■ 『中国はいかにチベットを侵略したか』マイケル・ダナム著 / 講談社インターナショナル

■ 『ダライ・ラマ自伝』ダライ・ラマ著 / 文芸春秋
 
■ 『囚われのチベットの少女』フィリップ・ブルサール、ダニエル・ラン著 / トランスビュー

■『中国が隠し続けるチベットの真実』ペマ・ギャルポ著 / 扶桑社

■『異形の大国 中国』櫻井よしこ著 / 新潮社

■ 『 現代人のための「チベット死者の書」 』ロバート A.F.サーマン著 / 朝日新聞出版

■ 『私と同じ黒い目のひと―チベット・旅の絵本』渡辺一枝著 / 集英社

■ 『チベットを馬で行く』渡辺一枝著 / 文芸春秋

■ 『チベットを知るための50章』石浜裕美子編著 / 明石書店

■ 『目覚めよ仏教!―ダライ・ラマとの対話』上田紀行著 / 日本放送出版協会

■ 『がんばれ仏教!―お寺ルネサンスの時代』上田紀行著 / 日本放送出版協会

■『中国を追われたウイグル人―亡命者が語る政治弾圧』水谷 尚子著 / 文春新書

■ 映画『クンドゥン』

■ 映画『ヒマラヤを越える子供たち』

■ 映画『チベットチベット』

■ 映画『慈悲を生きる ダライ・ラマ14世とチベット』

■ 映画『モゥモ・チュンガ』

■ 映画『チベット2002ーダラムサラよりー』

■ 映画『チベット難民 世代を超えた闘い』

2008/06/15

TSNJイベントカレンダーにチベット関連イベントの掲載を希望される場合の依頼方法

恐れ入りますが、TSNJイベントカレンダーにチベット関連イベントの掲載を希望される場合は、基本的にはTSNJサポートMLへご登録の上、以下のテンプレートにしたがってML上にイベントの呼びかけをしていただけますでしょうか。そうしましたらイベント情報を拾ってカレンダーに転載します。ご協力よろしくお願いします。

TSNJサポートMLにも投稿されることをお勧めする理由は、こちらに投稿されると、TSNJカレンダーへの掲載を待たずにMixiや2ちゃんねるにも広がりましてとてもよい広報になるためです。TSNJサポートMLには、本TSNJブログの右側欄やTSNJホームページの所定のリンクから、Emailを記入してクリックするとご参加いただけます。
http://www.geocities.jp/t_s_n_j/

そのほか、TSNJにも参加しているLinkaというチベット情報MLも参加者が非常に多いので周知するにはとてもよいです。

【TSNJイベントカレンダーにチベット関連イベントの掲載を希望される場合】

・ 田口宛やTSNJ代表メール宛に個別に依頼メールを送らず、基本的にはTSNJサポートMLに公に投げてください。カレンダーへの転載作業を分担するため。

・ メールタイトルは 【イベント】+下記①のイベントタイトル としてください。

・ 以下のテンプレートにしたがって記述してください。自由なアピール文があってもかまいませんが、テンプレートを踏襲した以下の依頼文を文末なりに別途記述してください。

① イベントタイトル
② 開催期間 (年月日。カレンダーへの表示期間となります。)
③ 開催場所住所 (市町村~番地までを略さず詳細に。自動でGoogleマップでの地図表示に利用されます)
④ ホームページ (ない場合は無しと表記)
⑤ そのままカレンダーに転載される本文として以下:
   詳細はこちら→【HPアドレス】
   イベント要旨説明文
   【日時】
   【会場】
   【費用】
   【主催】
   【問い合わせ先】

※ 適宜項目を追加して下さってかまいませんが最低上記は必要です。
※ 主催者でなくても情報共有として投げてくださってかまいませんが、上記のテンプレートを略さずお願いします。
※ 添削して記述を多少変更することがあります。
※ 基本的にいただいた情報はチベット関連である限り掲載しますが、TSNJで判断いたします。
※ 早めにお知らせください。掲載作業がイベント実施に間に合わなかった場合はご容赦ください。

2008/05/18

タシさん救出募金会計報告

チベット問題を考える会の小林です。

タシさんは、16日午後1時40分長野地検から釈放されました。新幹線で東京に向かい午後5時過ぎに、台北駐日経済文化代表処を訪れ、拘留期間中の支援に対して感謝の意を伝えました。本来ならば出国までは政治的な活動を慎むべきところ、上記の台湾領事部のご理解を頂き、日本で支援をして下さった方々に御礼を伝える必要があるということで、記者会見を行うことを認められました。

午後7時過ぎに、有楽町駅前のレストラン・ニュートーキョー7Fで緊急記者会見を開きました。これはすべてぺマ・ギャルポ桐蔭横浜大学教授のお手配によるものでした。およそ30社の報道関係者でごった返す中、タシさんは拘留期間中の支援に厚く御礼を述べられました。特に、応援の葉書を頂いたことが心強かった、と語っていたのが印象的でした。また日本で、これほどのチベット支援の盛り上がりがあるとは予想もしていなかったとのことです。日本人にはとても強い正義感が感じられたそうです。福原愛ちゃんの前に飛び出したことについては、福原愛ちゃんがどんな人かも知らなかった、まったくの偶然で愛ちゃんが胡錦濤氏と卓球をするような人だったのは、天の采配というか、善光寺にお参りをしたお陰で仏様に導かれて、その場所に行ったのだと思うと語っておりました。

長期拘留されていたのは、タシさん一人だと思っていたのですが、他にも2人いて、その3人の中では一番早く釈放されたのだと、台湾領事部の方から伺いました。合わせてこの点もご報告しておきます。

以下は会計報告です。記者会見に同席した井川師の了解を頂き、タシさんに5万円の見舞金を贈ったことをご了解下さい。井川師の了解を貰った理由は、この募金活動は名古屋の高辻師と井川師が率先して始められたものだからです。

[収入・募金総額]        787,790円

[支出]
罰金:               500,000円
帰国便チケット代およびホテル代  100,000円
振込み手数料            420円
記者会見および慰労会費用     71,494円
タシさんに見舞金          50,000円
計     721,914円

[残額] 65,876円

残額については、後顧の憂い無からしむために、TSNJに提供するのが最善だと高辻師と井川師からご了解いただき、そのようにさせていただきます。

皆様には心よりお礼申し上げます。

2008/05/15

タシさん募金停止のお知らせ

チベット問題を考える会の小林です。

タシさん救出のためにご協力頂いた皆さん、ご心配を頂いた皆さん。
本当にありがとうございました。まだ詳細はお伝えできないのですが、釈放される目途が立ちました。

皆さんに感謝の気持ちを抱きつつ、タシさん救出募金を停止させて頂きます。
これまでに頂いた募金額と経費については、彼が釈放されて台湾に帰国後に公表したいと思います。必要経費は全額を日本の支援者の方々のカンパで賄うことができました。台湾からも、日本の皆さんに厚く御礼を申し上げます、とのお言葉を頂きました。

このことが、日本、台湾、チベットのさらなる交流と協調の一助になることを願っております。
今後ともぜひチベット支援にご支援下さいますようお願い申し上げます。

2008/05/09

タシさん救出の件の経過報告

チベット問題を考える会の小林です。

皆様のご協力に感謝申し上げます。K氏が台湾領事部とも弁護士さんとも連絡を取っていますが、なぜ長期拘留されるのかが分からず、また今後の展開の見通しが立たないために隔靴掻痒の思いがしています。

タシさんの長期拘留の件で、長野県警に何らかのアピールをしたい、という意見をお持ちの方々がおられるとの件。
救出運動をしている我々としても、間に台湾領事部と弁護士が入っているために、動きが取れないでいます。直接弁護士さんと連絡が取れるようになって、どういう運動が効果的なのかが判明するまで、しばらく待って下さい。これは台湾領事部に任せて何もしないということではなく、効果的な戦術が見つかるまで待って頂きたいということです。K氏から入ってくる情報は、予想以上に厳しいもので暗澹とする思いです。

2008/05/07

タシさん拘留延期となる

チベット問題を考える会の小林です。

タシ・ツェリンさんの件。最新情報です。
K氏からの連絡で、タシさんの拘留はさらに10日延長され、計22日となったとの事。
計算をすると17日の土曜日に釈放ということになるようです。異常に長い拘留が何を狙ったものなのか、不可解としか言えません。

皆さんからのカンパは、7日午後6時の時点で、312,290円集まりました。
罰金として課せられるかもしれない分は準備ができました(額は確定したものではありません)。ご協力に感謝します。以後の経費については、まだどのような経費が必要になるのか明確ではありません。準備しておくに越すことはないと思っています。

2008/05/04

タシさん救出のためのカンパに対する質問への回答

タシさん救出のためのカンパを募っておられる「チベット問題を考える会」の僧侶小林さんはじめ関係者は、関係機関との折衝などの実務に忙殺されています。また、外交問題としてとても難しいケースでもあるため、お話できる範囲も限られるとのことです。TSNJサポートMLにご参加の方は、そちらでの説明もご覧下さい。

================
チベット問題を考える会の小林です。

1)不起訴の場合のお金の使途
2)募金目標金額の明細

上記二点を明確にしてほしいというお問い合わせの件ですが、

不起訴の場合でもどれだけお金が掛かるのか、見当がつきません。
罰金30万の件も、タシさんに付き添っていたK氏に警察から話が
あったというだけで、確定的なものではありません。
ですから、2)のご質問にも絡んで来ますが、目標額もいくら必要
なのかも見当がつきません。

ただ、会計報告はきちんとします。もし余剰金が出たら、どこの団体が
管理するかは募金運動を始められた、高辻師や井川師とも相談して
今後のチベット支援活動に有効に使えればと考えています。
ただ、騒ぎたいだけの人たちに、あまり詳細な説明をすると、電話をして
答えられない人を問い詰めたりする弊害がありますので、それはしたく
ありません。

またタシさんが、未だに釈放されないのは、国際政治の綱引きが絡んで
いるからで、末端の警察にも今後どういう展開になるのかは読めていない
と思われます。私がそう推察する理由は、物を投げ込む暴力行為を行って
聖火リレーを妨害した右翼が2日で釈放されて、妨害行為はしたけれども
暴力は振るっていないタシさんが、未だに釈放されないのは、余りにも
不公平だからです。公平さを踏みにじっても釈放できない理由を知っている
のは、上の方の極く一部の方なのでしょう。その狙いまでも、私には説明
できる能力も権限もありません。

以上は、今できる説明として公開して頂いてよろしいと思います。

2008/05/02

長野で逮捕された台湾在住チベット人救出の為の募金を

TSNJ参加団体でもある、「チベット問題を考える会」の僧侶、小林さんからの依頼です。タシ・ツェリンさん救出のための費用のカンパを募っておられます。

状況については、本ブログ内の別記事
■ 長野市で逮捕されたタシィ・ツゥリンさんの解放を求める声明(タシさん逮捕の経過が分かります)
■ タシさん弁護士費用捻出のためあらためてカンパ募集の依頼
をお読みください。
<参考> タシさんについての産経新聞の記事『「フリーチベット」の叫び届かず亡命2世 泣きながら乱入 聖火リレー 』
===============
チベット問題を考える会の小林です。

26日、長野の聖火リレーで、福原愛ちゃんの前に飛び出して逮捕された、
台湾国籍チベット人のタシ・ツェリンさん救出のために、寄付を募っています。
威力業務妨害の罪名で、30万が科される見込みです。またその他に、
弁護士費用がおそらく100万以上はかかると思われます。

【寄付取りまとめ口座】
口座名: チベット問題を考える会
口座番号: 
みずほ銀行立川支店(店番号546)
普通口座 1309501

お志をお寄せ頂ければ幸いです。

タシさん弁護士費用捻出のためあらためてカンパ募集の依頼

4月26日早朝の善光寺での追悼法要にも参加された、「善光寺に感謝のお参りをする僧侶の集い」の高辻さんよりメールいただきました。
募金のお願いというのは難しいもので、どうやって口座を信用したらいいのかという問い合わせが高辻さんに寄せられた経緯があったそうですので、口座情報を本ブログに掲載の上、状況説明のために掲載いたします。

本ブログ内の別記事
■ 長野市で逮捕されたタシィ・ツゥリンさんの解放を求める声明
■ 長野で逮捕された台湾在住チベット人救出の為の募金を
もあわせてお読みください。
=============

【タシさん弁護士費用捻出のため、あらためてカンパ募集の依頼】

私は愛知県豊田市の曹洞宗円通院住職 高辻哲洋ともうします。
私と名古屋デモ代表のH君と彼の奥さんは26日深夜、愛知県豊田市を出発し、当日早朝、善光寺近くでタシさんや、日本に不慣れな彼を案内された日本人のKさんと偶然であい、言葉を交わしました。その後、私どもは善光寺にて、今回の弾圧で命を落とされたチベット人や漢人の追悼供養の法要に参加するため、タシさんたちとはここで分かれ、かれらとは別行動をとりました。ですので当日タシさんに直接接触したのは、推測ですが、私どもと、『「フリーチベット」の叫び届かず亡命2世 泣きながら乱入 聖火リレー 』の記事を書いた産經新聞の記者のみではなかったかと思います。

その後、昼過ぎに長野駅前で配布された信濃毎日新聞の号外により、タシさんが聖火リレーの前に飛び出して逮捕されたことを知り、私は非常に驚きました。

皆様ご存知のようにタシさんはいまも長野県警に拘留されています。当日タシさんとご縁があった因縁で私は是非とも彼を救出したい存念でこれを書いております。当面必要となってくるのは、小林さんによると弁護士費用だということであります。当初の予定ではタシさんの弁護士費用について、さまざまな算段をしたのですが、ことごとく難しくなったとのことで、ついには彼の弁護士費用はカンパに頼らざるを得なくなりました。

いうまでもなく弁護士というのは、きちんとした報酬が約束されることによってはじめて仕事をしていただけます。タシさんを救出するためには、いま優秀な弁護士のかたに味方になっていただく必要があると思います。現在タシさんの私撰弁護士には候補者が何人かあるようですが、ネックとなるのは弁護士費用となってくると思います。それプラス交通費、通訳費などが必要となってくるそうです。ちなみに通訳としては現在ペマ・ギャルポさんに就任していただく方向で動いているとのことですが、なにぶんいま非常にお忙しいかたなので、実際には代理のかたに動いていただくことになるかもしれません。

タシさんを支援するために、皆様、なにとぞご協力いただけませんでしょうか?

追伸
この書き込みの内容は諸仏諸菩薩、天地神明に誓って絶対に虚偽のものではありませんが、もしも少しでも詐欺ではないかとの疑いをもたれるかたはけっして募金されないでください。また、この書き込みについて検証していただくことは、皆様に是非ともお願いしたいことですが、一方的に詐欺と決めつける前に、私のほうまでメッセージをいただければ連絡先を教えますので、直接お話ししたうえで、真偽を判断していただければ、幸いに思います。

2008/05/01

長野市で逮捕されたタシィ・ツゥリンさんの解放を求める声明

台湾の下記共同声明団体から、長野市でFreeTibet!を叫んで聖火リレーの沿道から飛び出して逮捕された台湾のパスポートを持つ亡命チベット人2世、タシィ・ツゥリンさんの解放を求める声明が届きました。

本ブログ内の別記事
■ タシさん弁護士費用捻出のためあらためてカンパ募集の依頼
■ 長野で逮捕された台湾在住チベット人救出の為の募金を
もあわせてお読みください。
=============
タシィ・ツゥリン( Tashi Tsering)さんの解放を!

共同声明団体:
Taiwan Friends of Tibet, Tibetan Youth Congress-Taiwan Chapter, Taiwan Tibetan Welfare Association, Taiwan-Tibet Exchange Foundation, Taiwan Association for Human Rights, Taiwan Labor Front, Taiwan International Solidarity Center (new add-ons welcome).

2008/04/29 新聞稿
4月26日、北京オリンピックの聖火リレーが長野で行われた際、タシィ・ツゥリンさん(台湾のパスポートを有する亡命チベット人)は、聖火に近づこうとして、警察に取り押さえられ逮捕されました。長野県警は「威力業務妨害罪」でタシィ・ツゥリンさんを収監、接見禁止48時間とし、4月28日正午、48時間の収監、接見禁止の満了後には、警察はタシィ・ツゥリンさんを送検して勾留質問を行い、勾留を10日間延長することを決定しました。タシィ・ツゥリンさんを起訴するか、もしくは釈放するかはその10日間の拘留終了後に決定するとのことです。

これに対して、我々は日本国の政府に強い不満を表明するものです。

日本は独裁権力国家ではなく、言論の自由を有する民主主義国家であるはずで、人々の自由な意見の表現に対しては、最大限の尊重が与えられるべきです。タシィ・ツゥリンさんの行為は、平和な非暴力行為でした。彼はただ、手に雪山獅子旗を持ち、聖火に近づこうとし、Free Tibet!と彼の主張を叫んだにすぎません。暴力をもって聖火に危害を加えるようないかなる状況も発生しませんでした。よって、日本国の警察がこれを「威力業務妨害罪」としたことは適切ではありません。世界各国でも北京オリンピック聖火リレーに対する抗議活動において、聖火の順調なリレーを維持するために各国の警察は聖火に近づこうとした者を逮捕していますが、いずれの場合も早急に釈放しています。同じ日に、日本人が聖火リレーに鶏卵を投げつけましたがすでに釈放されているにも関わらず、日本の警察がタシィ・ツゥリンさんを48時間勾留した後、さらに送検、そして検察側も収監、接見禁止を10日間延長したことは不当な処置です。

我々は、日本国の政府が法に基づく適正な手続きを遵守することを要求します。タシィ・ツゥリンさんは逮捕から始まる全ての司法手続きの過程において適宜な通訳、翻訳が得られるべきです。かつ、弁護士がその場に立会い、彼が対応しなければならない日本国の司法の手順を理解できるようにする必要があります。

また、接見禁止を早急に解除してください。日本国の警察がタシィ・ツゥリンさんを12日間も収監、接見禁止にすることはあまりに不合理であり、早急に接見禁止を解除し、関連する人権団体、友人も勾留所におもむき面会できるようにすべきです。そして、勾留所における彼の生活に協力できるようにしてください。

最後に、我々は日本の政府が人権的な立場にしっかりと立って、中華人民共和国の政治力な干渉を受けることがないように呼びかけます。タシィ・ツゥリンさんは日本のマスコミに対して「オリンピックに反対するのではない。聖火リレーは全世界の人々にチベットの惨状を伝える絶好の機会だと思った」と表明しました。しかも、彼は聖火に近づこうとした時、いかなる危険物も携帯せず、またいかなる暴力的な挙動も行なっていません。日本の法律では、このような行為は法に違反しないはずです。たとえ違法とされても非常に軽微な罪状であって、通常は48時間の勾留の後、必ず釈放されます。よって、日本国政府のタシィ・ツゥリンさんに対する常識を超えた収監、接見禁止は、中国政府の政治的干渉を受けているのでなかろうかと疑わざるをえません。

日本国政府のタシィ・ツゥリンさんに対する処置は、全世界が見ています。日本国政府は全世界の市民社会の要求に応え、人権を尊重してください。タシィ・ツゥリンさんを不起訴とし、早急に釈放してください。

2008/04/11

4/11 ダラムサラ緊急委員会の声明と6項目の要求

 ダラムサラの緊急委員会が4月11日に発表した緊急声明です。
 http://www.stoptibetcrisis.net/pr110408.html

 (速報用プレスリリース)
 国連人権高等弁務官ルイーズ・アーバー(Louise Arbour)氏は2008年3月27日、チベット状況の視察のためチベットを訪問したいと述べた。今週に入ってから、中国政府は現在の訪問は不可能であると回答した。また、中国人弁護士団が根拠のない疑惑で逮捕されたチベット人抗議者の法的弁護を熱心に申し出たことに対しても、中国政府は申し出を拒絶し、彼らのチベット入域を禁止したのみならず、「中国の内政問題に関わらないように」という警告を発した。
 上記の事柄は、中国政府がチベット内の人権を蹂躙し、世界にチベットの情勢を露呈したくないということを顕著に示している。人権が奪われているというだけでなく、罪のないチベット人囚人の件で、弁護士たちが法にのっとり、法的な弁護を提供したいという職業的権利も奪われている。
 チベット内外の、チベット人の精神と決意は、これまで以上に強まっており、それらは正義と真実に根ざした闘争という性質を持っているが、中国政府はその事実を隠す事に躍起になっている。チベット問題は、真実と平和に価値を見いだす世界中の何百万という市民たちだけではなく、中国政府に圧力をかけつづけている多数の宗教指導者たち、著名人、各国のリーダーたち、議会のスポークスマンや代表者たちに受け入れられている。さらには、ここ数週間の間で、チベットを支援する議決案は、 EU議会とアメリカ下院議会で採択された。
 中国政府はチベット全土に軍隊を送り込み、弾圧を続けている。中国政府は、チベット人に愛国再教育を施してダライラマ法王を非難させ、「ダライラマ法王のチベット帰還を支持しません」と述べる書類に署名させている。このような弾圧的政策の中でも、「悲しみと喜びの中、わたしたちは共に立ち上がる」というポスターがチベット各地に貼られ続けている。
 全てのチベット人のため、チベット問題が素早く、平和的に解決するよう、菩薩の真言を捧げるため毎日集っているチベット人に感謝の意を捧げる。

 チベットの重大な局面にあたり、我々は次の6項目が速やかに実行されることを、国連と国際社会に訴える。

  1. 早急にチベットに独立した事実調査団を派遣すべきこと。
  2. 早急にチベット全土で自由な取材が許可されるべきこと。
  3. 早急に中国政府はチベット全土でチベット人に対する弾圧と残忍な殺戮を中止すべきこと。
  4. 早急にすべての拘束、逮捕者を解放すべきこと。
  5. 負傷しているチベット人が適切な手当を受けられること。
  6. チベット人の移動と、生活必需品へのアクセスが許されること。

2008/04/10

全国キャンドル・ライティング開催情報

TSNJサポートML上の情報をまとめました。それぞれのイベントの場所や時間などの詳細は、TSNJブログTopのイベントカレンダーの開催日の該当イベント名をクリックしてください。

<お願いごと>
■ 各地開催の調整
 ・以下の開催各地でお手伝いできます、という方、本ブログ右のメニューバーからTSNJサポートMLに登録の上、ご連絡ください
 ・ここでもやるよ、という方、ご連絡ください
 ・一人では気が引ける、という方、○○で一緒にやりませんか、と、気軽に呼びかけてみてください。2人でも3人でも、同じ気持ちの人が集まって祈れれば素敵ですね
■ アイデアの募集
 ・こんな風よけはどう?マッピングはこうしたら?等々、アイデアがあれば教えてください。
***********************

【広島】4月1日 平和記念公園

【札幌】4月12・13日 場所 札幌大通り公園
自主的な集まりです。個人がキャンドルを持ちよります。

【仙台】4月12日 場所 青葉区中央市民センター
チベット緊急報告会のあと、キャンドルを灯して追悼の祈りを。

【長野】4月13日 場所 善光寺仲見世通り脇の広場
チベットの人たちに向けてメッセージを書いたり、ロウソクを灯し追悼します。

【栃木】4月17日 場所 宇都宮総合福祉センター 
「チベット人と支援グループが語るチベット問題緊急セミナー」ならびに「追悼キャンドルライティング」 を開催致します。

【久留米】4月12日 場所 久留米市久留米六角堂広場
グローバルフェスタ in くるめ のプレイベントとして。

【大阪】4月27日 場所 大阪市内。
あくまでも追悼がメインの平和行進。静かに平和に歩くことが目的のピースウォークのあと、キャンドルを灯してデモ武力鎮圧開始から四十九日の祈りを捧げます。追悼の集いののち、「ヒマラヤを越える子供たち」の上映を行います。

【東京】
① 中国大使館そば、西麻布の笄公園 夕暮れ6時頃~ 毎日開催中

② 新宿中央公園 4月3日からできれば毎日19:00(18:30から変更)くらいから(新宿中央公園の滝の前の広場。大江戸線都庁前駅A5出口すぐ。) 
 
③ 護国寺大師堂前、19:30時頃~ 毎日
  護国寺さまが、場所の使用OK下さいました。

④ 4月13日 場所:渋谷~代々木 夕方サイレントマーチ+キャンドル・ライティング
  詳しくはTSNJ HPへ 

2008/04/09

SAVE TIBET NETWORK発足と署名運動


チベットサポートの声を更に大きく結集して具体的な政治に届けるために、TSNJも参加するSAVE TIBET NETWORKが発足しサイトがオープンされました。まず、最初のアクションは署名活動。4月中でできる限りの署名を集めたいと思っています。チベットには時間がありません。今日から直ぐ行動に入りましょう!サイトは日本語ですが、どの国の人の署名でも有効です。
http://save-tibet.netをまずはクリック。①3種のPDFファイルを印刷して、②署名し、③SAVE TIBET NETWORKの設置した私書箱宛送ってください。

以下は、SAVE TIBET NETWORK発足にあたっての言葉です。

『50年間の弾圧に終止符を!
個人と国内外のチベット支援グループを結び、目的に向かって実行します。』

セーブ・チベット・ネットワークは、「チベットのために行動したい」という個人の「想い」と「力」を一つに結集し、具体的なアクションプランを提案・実行していきます。
「チベット問題を考える議員連盟」「チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン(TSNJ)」「在日チベット人」「人権問題に取り組む在日外国人」、さらに世界各国のチベット支援グループと連携し、5月の胡錦濤中国国家主席来日、7月の洞爺湖サミット、そして8月の北京五輪に向けて、継続的に活動を展開します。
50年間にも及ぶチベットへの弾圧を止めさせるため、この機会を逃すことはできません。
1stアクション:緊急!チベット人の命を救うために、あなたの署名を郵送してください。