2008/06/20

季刊誌『ジッポウ』6号のご紹介


花まつりでチベット文化の紹介などを行っておられる築地本願寺が本拠地の、仏教総合研究所の江田さんより、今回のチベット武力弾圧を鑑み、チベット問題を理解するための特集号を作った旨のご紹介をいただきました。雑誌発行人は、仏教総合研究所です。

TSNJとして特定の宗派宗教を推薦するものではありませんが、日本の仏教関係者がチベット問題にきちんと抗議の姿勢を示すことには、きわめて重要な意味があります。個人・チベットサポート団体の方々の活動をご紹介するのと同じ意味で、ご紹介させていただきます。

Amazonでのリンク(短縮しています); http://1cc.jp/crlrhe

●『ジッポウ 6号(2008夏号)』

季刊誌『ジッポウ』6号(2008夏号)のテーマは、“平和なれチベット”。
いま話題にのぼっている「チベット仏教」や「チベット問題」を大々的に特集します。

●チベットに関する記事 

「なぜ今、チベット仏教か」 中沢新一

「誤った道を行こうとする友をいさめるのが真の友!」 宮崎哲弥

「成田会見全文掲載」 ダライ・ラマ14世

「米国社会とチベット問題」 ロバート・サーマン(コロンビア大学宗教学部教授)

「チベットで何が起きていたか」 平野聡(東京大学大学院准教授)

「チベット巡礼者射殺ビデオを見て」 森達也

「ダライ・ラマ、良寛、柳宗悦」 鶴見俊輔

「ザ・ファイブ・チベタンズ」 パトリスジュリアン

「海外仏教スタイル」~チベット編~  ・チベット仏教の現在

       ・ダライ・ラマ13世と二人の日本人

この1冊を読めば、チベット仏教・チベット問題がよくわかる形に仕上がっています。

●チベット仏教以外の仏教に関する記事

「<顔>と<人格>」 内田樹×釈徹宗×名越康文の鼎談

「南無阿弥陀仏」 武田双雲の書下し第3弾

「妙好人伝説」 川西蘭×しりあがり寿の連載

「摂取して捨てず」 梯実圓の連載

仏教の話題以外も、高史明、南こうせつ、CWニコルの連載など、大変バラエティに富んだ内容になっています。

タイトル:ジッポウ6(2008夏)号

配本予定日:2008年6月26日(配本日より全国の書店に順次並びます)

販売元:ダイヤモンド社

企画・編集:ダイヤモンド社×仏教総合研究所

価格:998円(税込)

2008/06/16

全国の図書館にチベット関連の本を並べよう!

(KIZUさん、西村さん、上田紀行さん、Kさんそのほか皆様ご提案ありがとうございます。)

チベット関係の良書・DVDを地元の公立図書館(学生さんの場合は学校の図書館にも)で購入リクエストをし、チベットを知るための本を広めましょう。

図書館にはリクエスト制度があります。図書館に無い書籍をリクエストして購入してもらうという制度です。自治体によって購入基準が異なりますが、最近は新刊優先、刊行から○年以内というところが多いようです。

全国でリクエストしていくことで、いろいろな方がチベット関係の情報に触れる機会が増し、図書館関係者の意識が高まる事が期待できます。却下された場合でも、関係者に、そういう書籍があり関心を持っている読者がいるということは伝わり、今後の図書館の書籍のセレクションに反映されていき、一般の人がチベット関連の本を見かける機会が高まる事も期待できます。

以下が、TSNJサポーターから寄せられた推薦図書です。これらの本を、地元の図書館でリクエストしてみてください。また、他にお勧めの本があればコメント欄やTSNJサポートMLでぜひ教えてください。
推薦いただく際のテンプレートは、以下のとおりです。()でくくった部分を埋めて下さい。

■『(書名)』(著者名)著 / (出版社名)

なお、2008年6月現在、Web紀伊國屋書店でチベットブックフェアをやっていますので、ご参考に。
http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d05/tibet/

また、以下の本を「復刊ドットコム」でリクエストを集めて復刊させよう、とTSNJサポートML上で呼びかけがあります。
『雪の下の炎』パルデン・ギャツオ 訳:檜垣嗣子 / 新潮社単行本
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=41791

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【TSNJサポーターから寄せられた、おすすめチベット本】
■『ダライ・ラマとパンチェン・ラマ 』イザベル・ヒルトン著 / ランダムハウス講談社

■ 『活仏たちのチベット―ダライ・ラマとカルマパ』田中公明著 / 春秋社

■ 『チベット女戦士アデ』アデ・タポンツァン、ジョイ・ブレイクスリー著 / 総合法令出版社
                                      
■ 『中国はいかにチベットを侵略したか』マイケル・ダナム著 / 講談社インターナショナル

■ 『ダライ・ラマ自伝』ダライ・ラマ著 / 文芸春秋
 
■ 『囚われのチベットの少女』フィリップ・ブルサール、ダニエル・ラン著 / トランスビュー

■『中国が隠し続けるチベットの真実』ペマ・ギャルポ著 / 扶桑社

■『異形の大国 中国』櫻井よしこ著 / 新潮社

■ 『 現代人のための「チベット死者の書」 』ロバート A.F.サーマン著 / 朝日新聞出版

■ 『私と同じ黒い目のひと―チベット・旅の絵本』渡辺一枝著 / 集英社

■ 『チベットを馬で行く』渡辺一枝著 / 文芸春秋

■ 『チベットを知るための50章』石浜裕美子編著 / 明石書店

■ 『目覚めよ仏教!―ダライ・ラマとの対話』上田紀行著 / 日本放送出版協会

■ 『がんばれ仏教!―お寺ルネサンスの時代』上田紀行著 / 日本放送出版協会

■『中国を追われたウイグル人―亡命者が語る政治弾圧』水谷 尚子著 / 文春新書

■ 映画『クンドゥン』

■ 映画『ヒマラヤを越える子供たち』

■ 映画『チベットチベット』

■ 映画『慈悲を生きる ダライ・ラマ14世とチベット』

■ 映画『モゥモ・チュンガ』

■ 映画『チベット2002ーダラムサラよりー』

■ 映画『チベット難民 世代を超えた闘い』

2008/06/15

TSNJイベントカレンダーにチベット関連イベントの掲載を希望される場合の依頼方法

恐れ入りますが、TSNJイベントカレンダーにチベット関連イベントの掲載を希望される場合は、基本的にはTSNJサポートMLへご登録の上、以下のテンプレートにしたがってML上にイベントの呼びかけをしていただけますでしょうか。そうしましたらイベント情報を拾ってカレンダーに転載します。ご協力よろしくお願いします。

TSNJサポートMLにも投稿されることをお勧めする理由は、こちらに投稿されると、TSNJカレンダーへの掲載を待たずにMixiや2ちゃんねるにも広がりましてとてもよい広報になるためです。TSNJサポートMLには、本TSNJブログの右側欄やTSNJホームページの所定のリンクから、Emailを記入してクリックするとご参加いただけます。
http://www.geocities.jp/t_s_n_j/

そのほか、TSNJにも参加しているLinkaというチベット情報MLも参加者が非常に多いので周知するにはとてもよいです。

【TSNJイベントカレンダーにチベット関連イベントの掲載を希望される場合】

・ 田口宛やTSNJ代表メール宛に個別に依頼メールを送らず、基本的にはTSNJサポートMLに公に投げてください。カレンダーへの転載作業を分担するため。

・ メールタイトルは 【イベント】+下記①のイベントタイトル としてください。

・ 以下のテンプレートにしたがって記述してください。自由なアピール文があってもかまいませんが、テンプレートを踏襲した以下の依頼文を文末なりに別途記述してください。

① イベントタイトル
② 開催期間 (年月日。カレンダーへの表示期間となります。)
③ 開催場所住所 (市町村~番地までを略さず詳細に。自動でGoogleマップでの地図表示に利用されます)
④ ホームページ (ない場合は無しと表記)
⑤ そのままカレンダーに転載される本文として以下:
   詳細はこちら→【HPアドレス】
   イベント要旨説明文
   【日時】
   【会場】
   【費用】
   【主催】
   【問い合わせ先】

※ 適宜項目を追加して下さってかまいませんが最低上記は必要です。
※ 主催者でなくても情報共有として投げてくださってかまいませんが、上記のテンプレートを略さずお願いします。
※ 添削して記述を多少変更することがあります。
※ 基本的にいただいた情報はチベット関連である限り掲載しますが、TSNJで判断いたします。
※ 早めにお知らせください。掲載作業がイベント実施に間に合わなかった場合はご容赦ください。